百人一首とは?
百人一首とは100人の歌人の和歌から1人1首ずつ選んでまとめた歌集のことです。
特に平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活動した公家の藤原定家が選んだ秀歌撰「小倉百人一首」の意味で使われることが多いです。
この小倉百人一首は、現在では競技かるたとしても有名でむしろ歌集としてよりもかるたとして親しんでいる方のほうが多いかもしれません。
この百人一首についてご紹介をします。
競技かるたが面白い!
競技かるたはドラマや漫画作品の題材にもなっていて
2016年には末次由紀作の少女漫画ちはやふるが大ヒットし
アニメ作品化と実写映画化も果たしたため注目度も高くなっています♪
競技かるたは1対1で行い基本的なルールは
自分の陣地に並べてある札をすべて取った方の勝ちというものです!
百人一首には100枚の札がありますが
試合の時にはその半分の50枚を使用します◎
百人一首のかるたには読み札と取り札があり
取り札には和歌の下の句のみが書かれています!
この取り札をそれぞれ25枚ずつ自分の陣地の決められた範囲に並べていき
しばらく札の位置を覚えたり素振りなどのウォーミングアップを行います♪
協議開始後は百人一首には含まれていない
「なにはづの歌」が詠まれスタートです!
その後は読み手が和歌を詠みあげていきそれと同じ札をとっていきます◎
相手の陣地にある札をとった場合には
自分の陣地から好きな札を相手の陣地に送ることができます!
どんなことが大切なの?
競技かるたで大切なのは和歌を正確に暗記することと
札を素早くとれる瞬発力です!
かるたには下の句しか書かれていないため
上の句の決まり字を覚えることが大切となります◎
例えば上の句の頭「む」「す」「め」「ふ」「さ」「ほ」「せ」は
1文字が決まり字になっているため
句を詠み始めてすぐにとることができる札です♪
他にも2文字決まりや3文字決まりなどがあり
上の句の覚え字と下の句の頭を記憶に残りやすいように
関連付けることが覚え方のコツとなります!
最近では百人一首に収録されている和歌と決まり字の一覧を並べたウェブサイトや
暗記用のアプリなども数多く登場しています♪
そのようなサイトを見てみるとより理解が深まるかもしれませんね!
百人一首に触れてみよう◎
また暗記力と同時に必要なのが札を正確にとることのできる瞬発力です!
ある程度百人一首を覚えてくると
あとはどちらがより早くとることができるのかが大切になってきます◎
特にプロの競技では僅差で決着がつくことも多いです!
札が置かれている位置を最初の暗記時間で正確に覚えて
かつ素早い払いで札をとることが大切になります!
このように競技として百人一首を行うことは
覚えることもでき楽しいですよね!
さらに意味なども理解できるようになると
より楽しむことができるかもしれません( ^_^)/